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第14回チャプレン研究会 Timothy O. Benedict, Spiritual Ends: Religion and the Heart of Dying in Japan 著者を囲んでの合評会 2024年5月28日(火) 19-21時

  第14回チャプレン研究会 著者を囲んでの合評会 Timothy O. Benedict著   Spiritual Ends: Religion and the Heart of Dying in Japan  (University of California Press, 2023) 日時:2024年5月28日(火) 19-21時 会場:オンライン開催(事前申し込みが必要) ※研究会は日本語で行われます。 報告者: Timothy O. Benedict (関西学院大学) コメント:中井珠惠(愛染橋病院チャプレン、上智大学・京都文教大学非常勤講師) 司会:葛西賢太(上智大学)  チャプレンとは、人々が人生上の諸課題に直面するのを支える専門職(宗教者)で、軍隊や刑務所や病院などで傾聴や精神的支援を行う人のことをいいます。チャプレンといえばかつてはキリスト教の牧師か司祭でありましたが、現在は諸宗教・無宗教のチャプレンが活躍しています。  チャプレンについて考える本研究会では、欧米や日本の諸宗教の事例を採り上げてきました。今回は、関西学院大学のティモシー・ベネディクト先生による、日本のホスピスチャプレンについての研究の、合評会をいたします。ベネディクト先生が本書の概略をお話しされたのちに、上智大学グリーフケア研究所・京都文教大学大学院でも教鞭を執られている、愛染橋病院のチャプレンである中井珠惠先生より書評コメントをいただき、参加者も交えたディスカッションをいたします。ベネディクト先生もチャプレンの経験がおありです。  カウンセラーやチャプレンの活動を説明するために、私たちはしばしば「心のケア」という表現を用います。ティモシー先生はこの「心」がスピリチュアルケアのキーワードと考え、病棟での参与観察をしながら、日本の病院におけるスピリチュアルケアとはどのようなものか、宗教と医療とスピリチュアリティの接点を解き明かしていきます。日本におけるスピリチュアルケアのあり方を、広い視野から見なおす好機と期待されます。どうぞご参加ください。 なお、ベネディクト先生の本書は、冊子版と同内容のKindle版が無償提供されています。 https://amzn.asia/d/b2Vfvnw 研究会は科研費基盤研究(C)「臨床牧会教育の新しい傾聴者像の検討:臨床「宗教」教育指導要領作成のため

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