2024年9月23日月曜日

チャプレン研究会シンポジウム 傾聴者養成の国際比較 2024年12月11日(水) 10-13時

 「チャプレン」は、もともとキリスト教の牧師であり、学校や軍隊や病院など、特定の施設や公共空間で、人々が人生上の諸課題に直面するのを支える専門職(宗教者)として訓練を受けた人を指します。現在ではチャプレンはキリスト教の枠を超えて、仏教やイスラームなどの諸宗教のチャプレン、無神論(atheism)や不可知論(agnosticism)、無宗教(no-religion/none)、ヒューマニズム(humanism: 日本語では人間尊重というニュアンスが強調されるが、英語では特定宗教によらぬ立場)の立場をとるチャプレンもおります。そして、災害時や平常時の地域支援に関わるコミュニティチャプレン、全地球規模の気候変動の影響を受けて苦しむ人々を支援するエコチャプレンなども生まれています。

チャプレンについて考える本研究会では、欧米や日本の諸宗教の事例を採り上げてきました。きたる12月には、ハーバード大学の主任チャプレンであり、仏教チャプレンのモデル構築を目指した著作Kalyanamitraを書かれたモニカ・サンフォード先生をお招きし、チャプレンとしての自己形成Spiritual Formationについて考える研究会を行います。

チャプレン研究会シンポジウム

登壇者:モニカ・サンフォード先生(ハーバード大学)、伊藤高章先生(上智大学)
司会と運営:葛西賢太(上智大学)、栗原幸江(上智大学)
テーマ:傾聴者養成の国際比較
日時: 2024年12月11日(水) 10-13時
会場:上智大学四谷キャンパス (お申し込みいただいた方に会場・来場方法をお伝えします)

※研究会は英語と日本語で行われます。


申し込み方法:11月30日(土)24時までに以下にお申し込み下さい。

https://forms.gle/yVFXGa1y8XBH3drf8

研究会は科研費基盤研究(C)「臨床牧会教育の新しい傾聴者像の検討:臨床「宗教」教育指導要領作成のために」(JSPS23K00073)の一環として行われます。


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・記入された内容を確認後に、12月1日(日)中に、来場方法を送付します。
・申し込まれたに関わらず、12月2日(月)に接続情報が未着の場合は、chaplaincy.studies@gmail.comにメールでお知らせ下さい。
「ゴミ箱」や「迷惑メールフォルダ」などに紛れ込んでいることがしばしばあります。ご確認ください。

・この会は学術的な目的で行われております。研究内容をじっくり聞き、客観的に吟味し、討議する、学術的環境の保持に協力頂けない場合は、ご退出頂くことがございます。

 

チャプレン研究会(https://chaplaincy-studies.blogspot.com/)

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