第11回チャプレン研究会『共苦する人間』(杉岡良彦先生) 2023/7/20(木) 1910-2050

第11回研究会は、以下の内容で行われました。

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日時: 2023/7/20(木) 1910-2050

講師:杉岡良彦先生(上野病院診療部医師)
講題: 共苦する人間
会場:zoomによるオンライン開催
司会:葛西賢太(上智大学大学院実践宗教学研究科教員)

チャプレン研究会https://chaplaincy-studies.blogspot.com/
言語:講演は日本語でおこなわれます。

【講演概要】

このたび、当方が担当させていただく授業にて、上野病院診療部の医師、杉岡良彦先生に、本年刊行されたご高著『共苦する人間』(春秋社)についてご講演をいただきます。
『共苦する人間』は、医療がなんのためにあるのか、医療と宗教とはどのように接するのかを、理論的思想的にも真摯に問いを重ねてこられた杉岡先生の新著です。

今回の研究会は、葛西が担当している大学院科目「臨床スピリチュアルケア演習」の一回を公開する形で行われます。そのため、牧会カウンセリングについて論じた、本書の第五章を中心に、杉岡先生にはお話をお願いしています。
大学院の授業ですので、質疑等は大学院生を優先にさせていただきますことをお許しください。


● 参考記事
医学と宗教が共にめざす「癒しとは何か?」 ――杉岡良彦著『共苦する人間』は医学と宗教の協働を探る(前篇、後篇)
https://book.asahi.com/jinbun/article/14903291
https://book.asahi.com/jinbun/article/14909022

●講師プロフィール
杉岡良彦(すぎおか・よしひこ)

1966年生まれ。京都大学農学部、京都府立医科大学卒業。東海大学大学院医学研究科博士課程環境生態系専攻修了。現在、上野病院診療部に勤務、京都府立医科大学非常勤講師(医学哲学担当)。医師、博士(医学)、精神保健指定医。


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