2022年4月12日火曜日

第五回チャプレン研究会 2022年4月28日 岡田圭氏「臨床的な知識と意識 -出会う人を理解してゆくための対話芸術」

以下のような講演会を、上智大学大学院実践宗教学研究科で行います。
(大学院の授業を一般に開く形です)
 
岡田圭氏講演会案内(上智大学公式サイト)
岡田圭氏は上記紹介文の通り、つい先日までニューヨーク市の在宅訪問医療に専門職として関わってこられた方ですが、
傾聴のための感覚を深く研ぎ澄ますありかたをとても軟らかく表現される方で
特定宗教の枠には収まらずしかし深く魂にしみる「スピリチュアルケア」とはこのようなものでもあるのだ
と実感できるお話をされます。
緩和ケア等の業界では広く知られている方ですが、
医療・福祉・心理に限定されない、人とかかわりながらこの世にあるあり方について触発されるお話をいつもしてくださるかた、と、葛西は認識しております。
上記リンク先の申込方法をご確認いただき、よろしければお申し込みのうえご参加ください。
今回は、チャプレン研究会ではなく、大学院実践宗教学研究科から接続情報をご案内いたします。
接続情報をお知らせするメールが「迷惑メール」等に紛れ込まないよう、また、正しく届くよう、メールアドレスの記入にはご留意下さいますようお願いいたします。
葛西

2022年4月2日土曜日

「刑務所の社会的機能と塀の中の宗教」アダム・ライオンズ先生 チャプレン研究会第4回

第四回チャプレン研究会

講題:刑務所の社会的機能と塀の中の宗教--教誨師の活動をめぐって

講師:アダム・ライオンズ先生(モントリオール大学) ※講演は日本語で行われます
   https://etudes-religieuses.umontreal.ca/repertoire-departement/professeurs/professeur/in/in33098/sg/Adam%20Lyons/

日時:2022年4月21日 19時10分-20時50分

場所:zoomによるオンライン開催 (演習科目とのハイブリッド開催)

司会:葛西賢太(上智大学大学院実践宗教学研究科)

申込締切:2022年4月19日(火)24時

 

講師について

アダム・J・ライオンズ先生は、ハーバード大学大学院で学ばれ、近代日本の刑務所で教誨師が経験するさまざまな葛藤に焦点を当てた研究で博士号を取得されました。博士論文は、欧米のチャプレンによる「スピリチュアルケア」と、日本の教誨師による「教誨」との違いを歴史的資料とフィールドワークによって明らかにしたもので、Karma and Punishment: Prison Chaplaincy in Japan (Harvard University Asia Center, 2021)として刊行されました。今回はこの博士論文にもとづいた講義を、日本語でしてくださいます。

 なお、今回の研究会は、上智大学大学院実践宗教学研究科における「臨床スピリチュアルケア演習」の一環として、オンラインで開催されます。

 

お申し込みは以下のオンラインフォームからどうぞ。

https://forms.gle/SR5xK6mtQmSFrVpe6

申し込まれた方に、前日4月20日(水)に接続情報をお送りします。

 

お問い合わせ先:chaplaincy.studies@gmail.com (チャプレン研究会)

https://chaplaincy-studies.blogspot.com/

 

なお、第五回研究会が4月28日に行われますが、詳細は近日中にお知らせ致します。

第20回チャプレン研究会 諸富祥彦先生 ロジャーズの「深く内側から聴く傾聴」とスピリチュアルケア 2025年6月6日(金)19時

お申し込みを締め切りました。    「チャプレン」は、もともとキリスト教の牧師であり、学校や軍隊や病院など、特定の施設や公共空間で、人々が人生上の諸課題に直面するのを支える専門職(宗教者)として訓練を受けた人を指します。現在ではチャプレンはキリスト教の枠を超えて、仏教やイスラーム...